2015年11月12日 |
生物研、組換えダイズなど試験栽培終了 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省の農業生物資源研究所(生物研)は12日、遺伝子組換えダイズ(高オレイン酸含有及び除草剤耐性ダイズ)と、遺伝子組換えトウモロコシ(害虫抵抗性及び除草剤耐性トウモロコシ)について、同所一般ほ場で実施してきた試験栽培を終了したと発表した。 遺伝子組換えダイズは、高オレイン酸により機能性を高めた作物の生育特性を観察、除草剤耐性遺伝子の導入による雑草防除における効果を確認し、定期的に記録した。遺伝子組換えトウモロコシは、害虫抵抗性及び除草剤耐性遺伝子の導入による害虫防除と除草剤耐性の効果を慣行栽培の非遺伝子組換えトウモロコシと比較観察し記録をとった。 遺伝子組換えダイズ及びトウモロコシと同一区画内で栽培した非組み換えトウモロコシはほ場で裁断し不活性化した。 |