2015年11月16日 |
BASFとホンダ研究所「エジソン特別賞」受賞 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF、ホンダ |
BASFジャパンは16日、BASFと本田技研研究所の共同研究チームがこのほど、環境対策への貢献が米ニュージャージー研究開発評議会に認められ「2015年トーマス・アルバ・エジソン特別賞」を受賞したと発表した。 排ガス規制に対応する触媒には現在、プラチナやパラジウムなどの白金族金属が多く使用されているが、共同研究チームは今回、BASFの安価なベースメタルを用いて、独自の二輪車用排ガス浄化用触媒「EMPRO MCY・ZP」を開発した。触媒の原料にベースメタルが利用できるため、供給の安定性と研究面での優位性が実現し、二輪車メーカーにとっても大きな利点となる。 評議会からは今回、インドなどの新興諸国で環境性能に優れた二輪車の普及と大気環境改善に寄与し、世界的な課題である希少金属の資源問題にも貢献するなどの点が評価された。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1447647615.pdf |