2015年11月16日 |
タカラバイオ、iPS細胞から肝細胞を誘導する試薬発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:タカラバイオ |
タカラバイオは16日、iPS細胞から安定した品質の肝細胞を作製するための研究用試薬を開発、発売開始したと発表した。商品名は「CellartisR iPS Cell to Hepatocyte Differentiation System」で、関連製品ととともに発売した。 iPS細胞から肝細胞を分化誘導する際は、iPS細胞から胚体内胚葉細胞(DE細胞)へ分化誘導し、さらにDE細胞を肝細胞へ分化誘導する方法がとられている。従来は、出発材料のiPS細胞株の違いにより、作製される肝細胞の品質にばらつきが生じる問題があった。 タカラバイオが開発した新製品は、iPS細胞株の性質の違いによらず、顧客自らが保有する多様なiPS細胞を肝細胞へ安定して高品質に分化誘導することができる特徴がある。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1447658319.pdf |