2015年11月24日
特許庁、世界最大規模の商標DBに日本の商標情報提供
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

特許庁は24日、世界最大規模の無料の商標データベース(DB)「TMview」に日本の商標出願・登録に関する情報の提供を開始したと発表した。

これに伴い、「TMview」にわが国の商標に関する情報が反映されるだけでなく、日本語による検索画面が実装されるため、わが国のユーザーが諸外国の商標情報と一括で簡便に検索できるようになることから、世界におけるブランド戦略を策定するうえで有効に活用されるようになるとみられている。

特許庁では、米欧中韓の商標庁と商標五庁(TM5)という枠組みにおいて、各国企業の商標が世界各国で適切に保護、活用される環境整備に取り組んでいた。昨年12月の第3回商標五庁会合の共同声明に基づいて、今回、日本国特許庁の商標情報を「TMview」から提供することになった。

特許庁が所有する日本の商標の書誌情報、経過情報、イメージデータなど商標の出願・登録に関する詳細な情報を提供する。随時データも更新する。これを機に「TMview」は日本語の検索画面を提供する。