2015年11月26日 |
NEDO、災害現場用などのロボット試作機 国際展出展 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、独自に開発・試作した橋梁・ダムなど社会インフラ点検や災害現場調査用ロボット試作機を12月2日から東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される「2015国際ロボット展」に出展する。 12種のロボットを、パネルやブース内のプレゼンテーションなどで紹介する。このうち7種のロボットを実機公開するほか、2種のロボットについてはトンネル内災害を想定した災害対応の実演を行う。 実機展示するインフラ調査・災害調査ロボットは「土砂崩落・火山災害状況ロボット」で、土砂崩落・火山災害にマルチコプター機によって上空を飛行し、画像・映像を撮影する。マルチコプターと連携する土砂サンプリング装置により土砂を遠隔から自動取得できる。「橋梁近接目視支援ロボット」は橋梁の鋼桁下フランジを移動しながら点検個所を撮影することで、点検員の目視点検を支援できる。「トンネル崩落災害状況調査ロボット」はトンネル崩落現場において、人の立ち入りが困難な箇所でも画像・映像の撮影ができるなど、それぞれに優れた特長を有する。 |