2015年11月30日 |
10月石油統計 燃料油生産2カ月連続の減少 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が30日発表した10月の石油統計速報は、原油輸入量が1,539万Klで前年同月比94.3%と2カ月連続して前年を下回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 521万kl(前年同月比88.7%) (2)アラブ首長国連邦 344万kl(同80.5%) (3)ロシア 169万kl(同123.9%) (4)カタール 104万kl(同80.6%) (5)クウェート 94万kl(同103.8%) だった。 同月の中東依存度は77.0%で前年同月比8.2ポイント減と4カ月連続して前年を下回った。 燃料油の生産は1,453万kl、前年同月比99.3%と2カ月連続して前年を下回った。 国内販売は1,454万klで前年同月比97.5%と7カ月ぶりに前年を下回った。 油種別に見ると、ガソリン、灯油、軽油およびA重油は前年を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油およびB・C重油は下回った。 <10月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,685,327 ・生産 1,540,798(89.8) ・輸入 2,300,557(106.5) ・販売 3,767,755(95.2) ・輸出 ー(ー) ・月末在庫 1,662,596(91.1) |