2015年11月30日
NEDO、燃料電池市場拡大へ2テーマ採択
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は30日、燃料電池の本格普及に向けて、中・大容量システム展開のための技術開発・実証研究2テーマを採択したと発表した。家庭用燃料電池は現在までに約14万台販売されているが、さらなる市場拡大のためには業務用電池の実用化が不可欠となる。

このためNEDOプロジェクトとして、数KW~数百kW級の固体酸化物燃料電池(SOFC)の実用化技術開発に着手する。新たに次の2テーマの採択を決めた。2017年の市場投入を目指す。

(1)「固体酸化物形燃料電池(SOFC)を用いた業務用システムの技術実証」 
◇受託企業 :デンソー
(2)「円筒形SOFC-マイクロガスタービンハイブリッドシステムの市場投入に向けた技術実証」
◇受託企業 :三菱日立パワーシステムズ、トヨタ自動車、日本特殊陶業