2015年12月01日
タカラバイオ、がん遺伝子解析サービス開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:タカラバイオ

タカラバイオはがん関連遺伝子を網羅的に解析する、クリニカルシーケンスサービスを1日から開始する。

がんは、複数のがん関連遺伝子に変異が蓄積し、遺伝子の機能が失われることによって引き起こされる。患者のがん関連遺伝子の変異情報を解析することで新たな抗がん剤や治療法の開発につながることが期待されている。

新たに開始するサービスは、国内外の大規模臨床研究で採用実績がある。次世代シーケンサーを用いる解析プラットフォームによりがん関連遺伝子の変異を網羅的に解析する。がんの臨床研究や創薬研究を行う大学、医療機関、製薬企業などに同サービスを提供する。

<用語の解説>
■クリニカルシーケンスとは :遺伝子解析を医薬品の開発や治療などの臨床応用につなげること。
■次世代シーケンサーとは :従来のサンガー法を基にしたシーケンサーとは異なる原理に基づいた塩基配列解析装置。数百から数億個の塩基配列データを並列に大量取得することができる。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1448865780.pdf