2015年12月01日
JSTなど共催「復興から新しい東北創生へ」
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

科学技術振興機構(JST)は、東北経済連合会との共催でシンポジウム「復興から新しい東北の創生へ/科学技術の英知・絆の成果in福島」を12月8日正午から福島県郡山市のビッグパレットふくしまで開催する。
参加費は無料(事前登録制)

原発事故からの復興を大きなテーマとして、JSTが支援してきた放射線計測機器開発の成果や、福島県内の企業を中心に産業復興を目指して新たに開発した製品などを発表、展示する。被災地域の福島大学や日本大学工学部、明星大学研究機関等による取り組みも同時展示する。

シンポジウムでは「復興促進プログラムにおける成果全体の概要紹介」、「放射線計測機器開発における成果全体の概要説明」、さらに、放射線計測機器開発における成果発表では「無人ヘリ搭載用高位置分解能ガンマカメラ」、「信号復元処理を用いた放射能分析技術」、「海底土放射能分布測定ロボットの開発」、「高感度・携帯型コンプトンカメラ」、「放射能環境標準物質」、「汚染土壌の放射能濃度測定装置」について発表する。

復興促進プログラム成果発表は、「Si基板に匹敵!高機能部品内臓基板を実現する超高密度実装技術」、「計算材料科学の応用による鋳造品の高強度・高靭化」、「クラウド環境と知識処理を用いて4000万余人の高血圧症患者を救済」、「プラスチックゴミからつくる放射線遮蔽材」などの6件。JSTなどの機関は成果の出展も行う。

参加費は無料(要事前登録)

問い合わせ先は、JST復興促進センター(TEL:024-983-0183)