2015年12月07日
帝人、長・短両繊維融合の新素材開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人

帝人フロンティア(本社:大阪市中央区、日光信二社長)は、自社中空8フィン断面の多機能繊維「オクタ」の長繊維と他の合成繊維や天然繊維の短繊維を複合した特殊断面多機能繊維「オクタNeo」を開発した。

「オクタNeo」は、繊維そのものの特性とテキスタイル技術との融合により、「オクタ」が持つ軽量嵩高性や吸水拡散性と、短繊維が持つ肌触りの良い風合いを同時に実現した快適機能素材。

同社は「オクタNeo」を2017年春夏向けスポーツウエア用途の重点素材製品と位置付け、スポーツ、インナー向けを中心に幅広く用途展開する。2017年度10万メートル/年、19年度には同50万メートルの販売を目指す。