2015年12月08日 |
日・フィリピン間で二国間クレジット構築へ |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:環境省、経済産業省 |
経済産業省は8日、パリのCOP21会場で、丸川珠代環境大臣と、フィリピンのラモン・ペヘ環境天然資源大臣との間で二国間クレジット制度(JCM)構築に向けた覚書を取り交わしたと発表した。同覚書に基づき両国は今後、制度運用に関する文書の署名を行うための手続きを進める。 二国間文書の署名が行われれば、フィリピンは17カ国目のJCM署名国となる。 今後JCMを通じて日・フィリピン間の環境・エネルギー協力がさらに強化されることになる。 <用語の解説> ■JCMとは :二国間クレジット制度のことでJoint Crediting Mechanismの略。日本が環境対策技術やシステム、インフラ、資金などを途上国に提供してGHG(温室効果ガス)削減を行い、その削減量の一部を日本の削減として計上する制度をいう。 |