2015年12月09日 |
富士フィルム、新規抗がん剤 米学会で第1相報告 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは8日、血液がん患者に対する抗がん剤「FF-10501」の米国臨床第1相試験で、高い忍容性が確認され、さらに一部の患者で部分寛解および骨髄寛解(骨髄中の芽球が5%以内まで減少し、末梢血液所見が正常化した状態)が得られたと発表した。 同中間結果は12月7日(現地時間)、米国フロリダ州で開催された米国血液学会第57回年次総会で治験責任医師である、テキサス州立大学アンダーソンがんセンターのガルシア・マネーロ教授から発表された。 同剤を投与した全17名の患者に高い忍容性が確認され、うち8名には病勢安定が認められたという。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1449547742.pdf |