2015年12月14日 |
BASF、高性能顔料 2拠点で能力増強 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは14日、BASF本社が中国・南京に続き新たに独・ルートヴィヒスハーフェンの本社工場でも高性能顔料の生産能力を増強すると発表した。2拠点での増産体制構築となる。 中国・南京では、自動車用・工業用・紛体塗料用インキやプラスチックなどに使用される高性能ジケトピロロピロール顔料(DPP)「イルガジン」(商品名)の生産体制を強化した。耐候性や彩度に優れるなどの特徴を有する。アジア太平洋地域で伸長を続ける需要に対応する。 ルートヴィヒスハーフェン工場では、α型ブルー顔料の生産能力を拡大する。堅牢性に特徴のある赤みの銅フタロシアニン顔料「ヘリオゲン」(商品名)と同じ化学構造を持つ。プラスチックの着色、印刷用インキ、工業用・自動車用塗料原料など、広い分野で使用されている。2016年秋から商業生産を開始する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1450070499.pdf |