2015年12月15日
旭化成ケミと米SPI、医薬品添加剤で事業提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ

旭化成ケミカルズは15日、添加剤事業の拡大強化を図るため、米国の医薬品添加剤メーカーである、SPIファーマ(本社:米国デラウェア州)と、事業提携することで合意し、2016年1月から日本と北米で両社の製品を相互に販売していくことになったと発表した。

旭化成ケミカルズの添加剤事業部は、医薬品関連では主に錠剤の賦形剤として用いられる結晶セルロース「セオラス」を展開している。成型性と流動性のバランスに優れ、少量添加で錠剤に必要な硬度を付与することができるなどの特徴を持つ。一方、SPIファーマは、OD錠(口腔内崩壊錠)に適した賦形剤や口腔内崩壊錠用プレミックス製剤等を有し、欧米を中心に幅広く展開している。

両社で相互の高機能品、販売チャネル等を補完し合うことで、グローバル展開を加速する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1450145586.pdf