2000年09月28日 |
三菱化学、遺伝子関連5社共同出資で新会社設立 |
『ジェー・ジー・エス社』来月発足、遺伝子チップ開発へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:栄研化学、三菱化学 |
遺伝子の構造解析や産業化に向けた研究が盛んだが、三菱化学や富士レピオなど、遺伝子関連の研究開発で実績のある5社で、共同出資の新会社「株式会社ジェー・ジー・エス」を設立、オリジナリティのある技術や製品を共同で開発していくことが決った。 参加するのは栄研化学(本社:東京都文京区本郷、黒住忠夫社長)、エスアールエル(本社:東京都立川市曙町、近藤俊之社長)、富士レピオ(本社:東京都中央区日本橋浜町、徳光達生社長)、カケンジェネックス(本社:千葉県松戸市松飛台、吉岡弘料社長)と三菱化学の5社。資本金は4億3,000万円で、カケンジェネックスが3,000万円、あとの4社は各1億円、本社を東京都八王子市小宮町51番地に置き、社長にはエスアールエル社の藤田光一郎会長(富士レピオ相談役)が就任する。11月設立の予定。 栄研化学は医薬品・試薬の製造・販売、富士レピオは臨床検査薬や医療機器、エスアールエルは主として受託検査薬、またカケンジェネックスは理化学機器や産業用ロボットの製造販売でそれぞれ実績をあげている。 各社は新会社で協力し、今後(1)遺伝子チップの開発・製造および販売、輸出入(2)遺伝子および臨床診断データの収集・分析、データベースの作成などを手がけていく方針。 |