2015年12月18日 |
NEDO、「次世代ガス化システム技術開発」着手 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は18日、石炭火力発電で排出される温室効果ガスを一層削減するため、次世代ガス化システム技術開発に着手すると発表した。 電力中央研究所に委託して実施する。小型ガス化炉による水蒸気添加効果を評価するとともに、エネルギー効率の高い酸素製造装置と組み合わせた水蒸気添加IGCCシステムの成立性を検証する。 2020年以降の実用化を見込む石炭ガス化複合発電(IGCC、1500℃級ガスタービンで送電端効率46-48%)を上回る高効率石炭ガス化発電システムが見通せる基盤技術の開発に取り組み、2030年頃の実用化を目指す。 |