2015年12月21日
富士フィルム、動物の先端医療へ合弁会社
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フィルムは21日、ペット保険専業のアニコム ホールディングス(本社:東京都新宿区、小森伸昭社長)と、動物の先端医療分野で業務提携し、来春をめどに合弁会社を設立すると発表した。
動物の再生医療を中心に高度な先端医療技術およびサービスを開発・提供するのが目的。

わが国の“ペット熱”はいぜん盛んで、国内の犬猫の飼育頭数は2004年から15歳以下の子どもの数を上回り続けている。ペットの家族化とともに長寿化が進み、がんや糖尿病などの生活習慣病にかかる動物も増えてきた。動物医療も高度化し、費用負担も大きくなっている。

両社は来春、再生医療を中心とした動物の先端医療およびサービスを目的とした合弁会社を設立する。出資比率は富士フィルム51%、アニコム49%とし、富士フィルムの再生医療技術と、アニコムの動物病院ネットワークなどの情報を組み合わせ動物の先端医療実現をめざす。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1450670403.pdf