2015年12月25日 |
特許庁、タイ知財局と協力強化で合意 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:特許庁 |
特許庁は25日、タイ知的財産局との間で、両庁が保有する公報等の特許情報のデータ交換を2016年1月から開始すること、また特許審査ハイウエイ(PPH)試行プログラムを延長し、2016年以降もPPH試行プログラムを実施することで合意したと発表した。 特許情報のデータ交換は、2016年1月から実施する。これにより、特許庁はタイ知的財産局からタイの特許、実用新案、意匠、商標の公報データを受領する。受けるデータは、「外国特許情報サービス(FOPISER)」を通じて、一般ユーザーに無料で提供する予定。 また、タイの公報データは、「権利情報」としてだけでなく「言語情報」としても価値が高いため、タイ語の公報データと同内容の日本語の公報データを、民間事業者や公的研究機関に提供することで、日本語―タイ語の翻訳精度向上に活用できるようにする方針だ。 |