2016年01月04日 |
新年挨拶 宇部興産・山本社長 徳山・横田社長ら |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:中外製薬、トクヤマ |
2016年の年頭に当たり、化学業界各社のトップは、それぞれ新しい年の課題や決意、抱負を語った。 宇部興産の山本謙社長は「グループ全体の業績は増収増益で推移しているが、化学部門の回復にはまだ力強さが足りない」と指摘。4月から始まる新中計を前に、「安全分化の醸成」と「積極的な挑戦」や「スピード感のある対応」などを行動計画として全社員に求めた。 トクヤマの横田浩社長は、「事業収益力の強化」と「意識改革」の2つをポイントに挙げた。同社は今年、中計2年目となる。一部に成果は見えはじめたが今年はさらに展開を加速する。重要施策として生産性向上への徹底追求、港湾(徳山)インフラの活用、マレーシア第2期プラントの安定生産移行など6項目を掲げ、達成をよびかけた。 中外製薬の永山治会長は、「昨年は、後発医薬品シェア80%の新目標や厚労省の総合戦略、TPPでの保護期間8年での基本合意など激動の年になった」とし、「製薬企業にとって最も重要なのは、画期的な医薬品の連続創出とグローバル開発のさらなる加速にある」と強調。この実現に向けて邁進すると誓った。 ニュースリリース参照 〇宇部興産 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1451886273.pdf 〇トクヤマ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1451886550.pdf 〇中外製薬 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1451892229.tif |