2016年01月18日
昭電、廃プラ利用アンモニア製造「エコアワード銀賞」
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:昭和電工

昭和電工は18日、川崎事業所の「プラスチック製容器リサイクルによるアンモニア製造プロセス」が地球環境改善に貢献しているとして、日本環境協会の「エコマークアワード2015銀賞」を受賞したと発表した。

同社では使用済みプラスチックをケミカルリサイクル手法(ガス化)で再商品化し、原料の一部としてアンモニアを製造している。この一連のプロセスが昨年7月、世界初の環境ラベルとしてエコマークを取得した。アンモニアの原料である水素を使用済みプラスチックの熱分解によって水素主体の合成ガスに改質し、水素を取り出す独自技術。同社は03年から液化アンモニア「エコアン」(商品名)製造に用いてきた。現在「エコアン」原料の65%をこの使用済みプラスチックでカバーしている。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1453094135.pdf