2016年01月22日
2015年のPS国内出荷、64万トン 前年比2%増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は22日、2015年1-12月のポリスチレン(PS)及びスチレンモノマー生産・出荷実績を発表した。
PSの生産は67万4581トン、前年比3%増で2011年並みの水準に戻した。国内出荷は63万5892トン、同2%増でプラスに転じた。このうち主力の包装用が29万1081トン、同5%増で2年ぶりに増加に転じた。これまで高い成長を支えてきたフォームスチレン(FS)用は17万3630トン、同5%減で初めてマイナス成長となった。電気・工業用は8万9249トン、同2%増、雑貨・産業用が8万1932トン、同4%増となった。
一方、SMは、生産が241万2628トン、同2%減で、日本オキシランの事業撤退の影響を最小限に抑えてほぼ前年並みにとどめた。国内出荷は141万1887トン、同2%増、輸出が100万9575トン、同6%減で、輸出を削減し内需優先へ切り替えたことが功を奏した。総出荷は242万1461トン、同1%減となった。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1453454880.pdf