2016年01月25日

出光興産、エンプラSPS樹脂「ザレック」増強

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：出光興産

出光興産は25日、シンジオタクチックポリスチレン樹脂（SPS）「ザレック」（商品名）の需要の伸びに対応するため、市原工場（千葉県）の生産能力を現有年産7,000トンから9,000トンに増強すると発表した。2016年4月完工の予定。 「ザレック」は同社が1985年にメタロセン触媒技術を用いて世界で初めて合成に成功、97年から工業化してきたエンジニアリングプラスチック。低比重で耐熱性・耐熱水性・耐薬品性・電気特性（電気絶縁性、高周波特性）に優れ、自動車電装部品を中心に、モバイル機器や電気製品の部品、電子レンジ調理器具、工業用フィルムなどに使用されている。 このところ新規用途開発が進み、需要も年率約10％増と好調なところから、安定供給に向け生産体制を強化することにした。出光興産は25日、シンジオタクチックポリスチレン樹脂（SPS）「ザレック」（商品名）の需要の伸びに対応するため、市原工場（千葉県）の生産能力を現有年産7,000トンから9,000トンに増強すると発表した。2016年4月完工の予定。 「ザレック」は同社が1985年にメタロセン触媒技術を用いて世界で初めて合成に成功、97年から工業化してきたエンジニアリングプラスチック。低比重で耐熱性・耐熱水性・耐薬品性・電気特性（電気絶縁性、高周波特性）に優れ、自動車電装部品を中心に、モバイル機器や電気製品の部品、電子レンジ調理器具、工業用フィルムなどに使用されている。 このところ新規用途開発が進み、需要も年率約10％増と好調なところから、安定供給に向け生産体制を強化することにした。