2016年01月25日
東レ、高硬度の自己修復コートフィルム開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東レ

東レと東レフィルム加工(本社・東京都中央区、前田宏治郎社長)は25日、普段つきやすい「かすり傷」だけでなく、強い力による「深い傷」も修復できる新しい自己修復コートフィルムを開発したと発表した。

鉛筆硬度試験でも「2H」を達成するなど、ハードコートに匹敵する硬さ。今後「タフトップ自己修復コートフィルム」の「高硬度タイプ」としてラインナップに加え、電子機器外装、家電製品をはじめ、ディスプレイの表面材料、自動車内装部材など、耐傷性が求められる幅広い用途に向けて展開する。2月からサンプルワークを開始。

初年度の2016年度に2億円、3年後には10億円の販売を目指す。