2016年01月29日
出光など「袖ケ浦火力発電」環境アセス方法書を届出
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産、九州電力、東京ガス3社共同出資の千葉袖ヶ浦エナジー(本社:袖ケ浦市、三宅一成社長)は29日、石炭とバイオマスの混焼による総出力200万KW(100万KW×2基)の火力発電所を建設するため、環境アセスメント手続きの1つである環境影響評価「方法書」を経済産業大臣あてに提出した。千葉県知事、袖ケ浦市長、市原市長にもそれぞれ送付した。

CSEは2015年5月1日の設立。資本金は9.96億円で3社均等出資。
袖ケ浦市に1、2号機合わせて総出力200万KWの超々臨界圧方式による火力発電所を建設する。
燃料は石炭で、バイオマスとの混焼も検討する。完成は1号機が2025年度、2号機2026年度を見込む。

同社はこれにあわせて、方法書およびこれを要約した書類(要約書)の縦覧を関係自治体庁舎および同社の事務所(千葉市美浜区)など、計14カ所で2月1日~3月1日まで行う。ホームページ上でも公開する。
また2月11日に袖ケ浦市民会館、同16日は同市臨海スポーツセンター体育館で説明会を開催する。