2016年02月02日 |
宇部興産・増収益 純利益3.7倍 192億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:宇部興産 |
宇部興産が2日発表した15年4-12月期連結決算は最終利益が前年同期比3.7倍の192億円だった。売上高も1.8%増収の4823億円と増収増益になった。 主力の「化学部門」の収益が大幅改善した。ナイロン樹脂が食品包装用フィルムを中心に堅調に推移した。カプロラクタムは供給過多状態は続いているものの、アンモニアなど副原料価格の低下が寄与した。リチウムイオン電池材料は出荷は伸長したが価格下落の影響を受けた。 「建設資材」「機械・金属成形」「エネルギー・環境」など他の部門はいずれも収益を拡大した。 【宇部興産・第3四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 482,326 (1.8) ◇営業利益 31,252 (118.0) ◇経常利益 30,134 (116.6) ◇当期純利益 19,229 (274.9) ◇1株当たり純利益 △18.17円(4.85円) <2016年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 670,000 (4.4) ◇営業利益 39,000 (61.5) ◇経常利益 38,500 (65.7) ◇当期純利益 21,000 (43.4) ◇1株当たり純利益 19.85円 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1454398240.pdf |