2016年02月04日
日化協、2016年度のLRI委託研究課題 5件採択
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:日本化学工業協会

日本化学工業協会は4日、「LRI」(化学物質が健康や環境に及ぼす影響の長期的研究支援)の2016年度委託研究課題として、新規課題3件と指定課題2件を採択したと発表した。応募のあった31件の中から選んだ。LRIの委託研究課題数は継続中の10件と合わせ15件となる。

■2016年度新規委託研究課題
(指定課題)
◇「化学物質の有害性予測および環境リスク評価・管理システムの高度化」 :産業技術総合研究所 安全科学研究部門主任研究員・林彬勒氏
◇「新規Lys およびCys 誘導体を用いた皮膚感作性予測法」 :富士フイルム CSR推進部 環境・品質マネジメント部 安全性評価センター マネージャー・笠原利彦氏
(公募課題)
◇「化学物質の変異原性とその毒性メカニズムも理解できる、ヒト遺伝子破壊細胞ライブラリーを利用したバイオアッセイの開発」 :京都大学大学院 医学研究科 放射線遺伝学教授・武田 俊一氏
◇「毒性発現経路及び化学構造情報を指標とした薬物および化学物質に起因するヒト有害反応の予測法の開発」:
明治薬科大学 臨床薬剤学研究室准教授・植沢芳広氏
◇「環境中の化学物質のモニタリング情報を管理するプラットフォーム(ChemTHEATRE)の構築」 :愛媛大学 沿岸環境科学研究センター講師・仲山慶 氏


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1454560522.pdf