2016年02月05日 |
日本化学産業・減収益、内外環境厳しく |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:日本化学産業 |
日本化学産業が5日発表した15年4-12月期連結決算は、主要原材料である非鉄金属相場の下落や中国経済減速に伴う影響が顕在化し、薬品、建材両事業とも苦戦を強いられ減収減益を余儀なくされた。 海外(タイ)子会社のネクサス・エレケミック、サイアム・エヌケーエス両社を取り巻く事業環境も依然厳しく、 最終利益は東京電力から得た原発除染費用などの補償金181百万円、有価証券売却益67百万円を特別利益に計上したものの前年同期比6.5%の減益となった。通期連結予想を下方修正。 【日本化学産業・第1四半期(連結)業績】 単位:百万円 ( )前年同期比増減% ◇売上高 13,914(△4.7) ◇営業利益 1,172(△17.2) ◇経常利益 1,310(△17.3) ◇当期純利益 940(△6.5) ◇1株当たり純利益 47.26円(50.45円) <通期(連結)業績予想> 単位:百万円 ◇売上高 18,500(△5.9) ◇営業利益 1,600(△9.1) ◇経常利益 1,770(△9.5) ◇当期純利益 1,490(52.4) ◇1株当たり純利益 75.42円 |