2016年02月10日
新化技協、「元素ブロック」テーマに講演会
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:新化学技術推進協会

新化学技術推進協会は、元素ブロックをテーマにした高選択性反応分科会講演会を2月19日14時から東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。終了後懇親会。

菅原義之・早稲田大学理工学院教授が「無機ナノ構造を利用した元素ブロックの作製とその応用」、田中一生・京都大学大学院工学研究科准教授が「POSS元素ブロックを基盤とした機能性材料の開発/分子フィラーからバイオプローブまで」をテーマにそれぞれ講演する。

菅原氏は、無機ナノ構造として酸化物ナノ粒子と酸化物ナノシートを用いた元素ブロックも作製例を紹介するとともに、これらの元素ブロックを有機高分子へ導入した最近の研究例を説明する。田中氏は、分子フィラーとして樹脂の屈折率と相反関係になりやすい物性を高いレベルで両立させることや、生体反応を検出するための分子プローブ・人工酵素開発について解説、POSSの特性とそれらを基盤とした応用について説明する。

参加費は、会員企業無料、一般は1万円。
参加申し込み締め切りは、2月17日。

問い合わせ先は、同協会事業部(TEL:03-6272-6880)