2016年02月17日 |
モンゴルの世界大級炭鉱で乾式選炭技術実証 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は17日、モンゴル鉱業省との間で、水を全く使用しない乾式選炭技術の実証事業を共同実施することで合意し16日に基本協定書(MOU)を締結したと発表した。 モンゴルの南ゴビ地域にある世界最大級の原料炭田、タバントルゴイ炭鉱に、従来の湿式選炭システムと同等の選別能力を有する乾式選炭システムを世界で初めて導入し、従来システムに比べて約20%の省エネ化を目指す。 日本政府が行うモンゴル支援の一環となる。事業委託先は、永田エンジニアリング(本社:北九州市、麦田耕介社長)、モンゴル側パートナー企業はエルデネス・モンゴル社。事業期間は2018年末までの予定。 NEDOは同成果をモンゴル各地の炭鉱へ普及させたい考えだ。 |