2016年02月22日
富士フィルム、世界最大B1用紙印刷機、独社と開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フィルムは22日、富士フィルムグローバルグラフィックシステムズ(FFGF)、独・ハイデルベルグ社の3社で枚葉インクジェット印刷機として世界最大のB1用紙サイズに対応した次世代インクジェットデジタル印刷機を共同開発したと発表した。

B1サイズの用紙とは、728ミリ×1030ミリの大きさ。新開発した印刷機には、富士フィルム独自のインクジェットヘッド技術(SAMBA)とインク中の顔料を高速で凝集させる技術(RAPIC)を搭載した。高密度かつ高精密な描写を実現する。このため紙器パッケージやポスター、カレンダーなどの印刷に適している。厳密な色再現が求められるコーポレートカラーの印刷にも対応できる。

2016年5月31日からドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大の印刷機材展示会「drupa2016」に試作機を展示する。市場テストを行った後2017年後半から日独両社の販売網を通じて発売する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1456105303.pdf