2016年02月23日
三井化学、世界最高倍率スタンプルーペ開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三井化学
スタンプルーペ“みてみ”

三井化学は23日、社会福祉法人日本ライトハウス(橋本照夫理事長)、ホプニック研究所(高木俊治代表)と共同で、弱視者や高齢者向けに世界最高倍率のスタンプルーペを開発したと発表した。

スタンプルーペとは、紙面の上に置いて上から覗くタイプの拡大鏡。従来の手持ち型と比べて拡大された文字がほぼ同じ位置で見えるため、利用者の目の負担が少ない特長がある。

従来製品は1.8倍が最高倍率だったが、新商品には三井化学の高屈折率レンズ材料「MR」を用い、世界最高となる2.0倍を実現した。レンズも軽くて薄く明るい。スタンプルーペとして理想的な形状に作り上げることができた。
商品名は“みてみ”で、レンズサイズは直径60ミリと80ミリの2種類。3月から全国小売店で発売する。

ニュースリリース参照
http://www.meti.go.jp/press/2015/02/20160223004/20160223004.pdf