2016年02月25日
NEDOとカネカ、壁面設置型太陽光発電システム実証
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:カネカ、NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は25日、カネカとの共同研究「太陽光発電多用途化実証プロジェクト」で、壁面設置型の低反射環境配慮型太陽光発電システムを開発し、実証試験を開始したと発表した。

同システムは、壁面設置型の大きな課題である“光害対策”のための防眩機能を有し、色彩によって意匠性を高め、フレームレスでの設置を可能にした。実証試験は、横浜市戸塚区の大成建設技術センター内で実施する。発電特性等を確認し、ZEB(エネルギーの自給自足)を実現する壁面設置型の太陽光発電システム実用化を目指す。

カネカは、同発電システムの2017年度中の商品化に向けて取り組む。