2016年02月29日 |
1月の鉱工業生産3.7%上昇、化学は生産減・出荷増 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が29日発表した1月鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は、生産が前月比3.7%上昇の99.8、出荷3.4%上昇の97.9、在庫0.3%マイナスの112.0だった。 製造工業生産予測調査によると、2月は前月比5.2%の低下、3月は3.1%の上昇を予測している。 基調判断は「総じてみれば、生産は一進一退で推移している」を据え置いた。 業種別では、半導体製造設備など業務用機械工業、電子部品・デバイス工業、輸送用機械工業、非鉄金属、プラスチック製品工業などが上昇し、化学工業(除、医薬品)と石油・石炭工業が低下した。 化学工業(除、医薬品)は生産が前月比0.3%低下の95.2、出荷1.4%上昇の92.8、在庫0.8%上昇の111.0、在庫率は1.0%上昇の123.9だった。生産は2カ月ぶりのマイナス、出荷は3カ月ぶりのプラスとなった。 プラスチック製品工業は生産が前月比2.1%上昇の100.1、出荷2.7%上昇の99.1、在庫0.4%上昇の110.9、在庫率は1.3%低下の111.5だった。生産、出荷とも2カ月ぶりのプラス。 |