2016年03月02日 |
NEDO、群ロボット、分子ロボット先導調査で公募 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「群ロボット及び分子ロボットに関する先導調査」を実施する企業・団体、大学等の公募を開始した。公募締め切りは、3月17日。 今回の調査事業は、群ロボット及び分子ロボットに関する情報収集を行い、現状の技術レベルやわが国の立ち位置を分析するとともに、市場ニーズや将来市場規模等を調査し、NEDOが実施すべき技術開発プロジェクトの計画案を作成することを目的にしている。 公募説明会は、3月9日11時に川崎市幸区のミューザ川崎セントラルタワー20階NEDO会議室で開催する。 問い合わせ先は、NEDO技術戦略研究センター(TEL:044-520-5100) <用語の解説> ■「群ロボット」とは ;ドローンや災害救助ロボットなど、屋外で活躍するロボットには、さらに幅広い活動範囲が期待されている。単体のロボットでは対応困難な作業でも、群のスケールで臨機応変に対応できるようになれば、人命救助、大規模輸送など、社会的の高い活動ができるようになる。 ■「分子ロボット」とは :分子生物学の進展によって、生物の仕組みが次々に解明されるようになり、分子ロボット製作への期待が高まっている。情報科学、生命科学、人工知能、材料科学など広い分野を横断する新領域分野のロボットが開発されれば生体機能を補完し、医療活動などへの波及効果も大きくなる。 |