2016年03月04日
NEDO、高温超電導実用化技術開発で公募開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「高温超電導実用化促進技術開発」を実施する企業・団体、大学等の公募を開始した。公募締め切りは4月4日。

わが国は今後、発電事業について、再生可能エネルギーの割合を増加させるとともに産業・運輸分野での省エネ化を進展させる必要がある。そのためには大電流流すことのできる超電導ケーブルを活用した送電線、高磁場発生可能な超電導コイルの産業分野への適用が重要となる。

今回の開発事業では、大きな省エネルギー効果、送配電システムの高度化、ヘリウム供給リスクへの対応及び大きな市場創出等が期待される送配電及び高磁場コイル分野において、事業化に近い段階のものから原理実証、フィージビリティスタディ開発を総合して実施し、各実施内容が事業化に進めための適切な技術開発を行うことを目的にしている。事業期間は、平成28年度から32年度までの5年間。

公募説明会は、3月9日13時30分に川崎市幸区のミューザ川崎セントラルタワー20階NEDO会議室で開催する。
問い合わせ先は、NEDO省エネルギー部開発グループ(FAX:044-520-5187)。