2016年03月04日 |
JT、抗HIV薬の製造販売承認を申請 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:日本たばこ産業 |
日本たばこ産業(JT)は3日、抗HIV薬の日本国内における製造販売承認申請を行ったと発表した。 同剤は、鳥居薬品が2013年から国内で販売している抗HIV薬「スタリビルド配合錠」の4つの有効成分のうち、テノホビル ジンプロキシルフマル酸(TDF)を、テノホビル アラフェナミドフマル酸(TAF)に置き換えた配合錠で、1日1回1錠の服用で治療を行う抗HIV薬。 TAF配合錠を含む同抗HIV薬は米国の大手バイオ医薬品メーカーであるギリアド・サイエンシズ社が創薬、2015年11月に初めて米国FDAの承認を取得した。JTは日本での独占的開発・商業化権を保有している。ギリアド社の承認取得を受け、日本での申請準備を進めていた。 JTは承認取得後は、鳥居薬品との日本国内での販売権に関する契約(2015年3月)に基づき、鳥居薬品が同剤の販売を行う。 |