2016年03月08日
横浜ゴム、コンチネンタルとのJV解消
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:横浜ゴム

横浜ゴムは8日、独・コンチネンタルAG社とのOEM合弁契約を解除し、2002年に設立したヨコハマコンチネンタルタイヤ(YCC)を解散することで合意したと発表した。今後両社はYCCの清算手続きに入る。3月末完了予定。

YCCは、日本および韓国の自動車メーカーのグローバル調達に対応するため02年に設立したが、その後両社はそれぞれグローバル生産体制を構築し対応力強化を図ってきた。YCC設立当初の目的は達成されたとして、発展的解消を決めた。

コンチネンタルAGはドイツ・ハノーバー市に本社を置く、大手タイヤ及び自動車部品メーカーで、世界53カ国に約20万8000人の従業員を擁する。2015年度売上高は約392億ユーロ。2014年には東京都品川区に日本法人コンチネンタルタイヤ・ジャパンを設立するなど営業体制を固めてきた。