2016年03月11日
宇部興産、中国電力と海外炭共同輸送
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:宇部興産、中国電力

宇部興産は11日、中国電力と共同輸送する海外炭の積載タンカーが14日、インドネシア・タラハン港から山口県宇部港に入港すると発表した。タンカーは6万トン級パナマックス船で、石炭積載量は6万トン。宇部興産2.5万トン、中国電力は3.5万トンをそれぞれ発電用原料炭として引き取る。

宇部興産と中国電力による海外炭共同輸送は、2014年12月のオーストラリア・ニューキャッスル港(10万トン)に次いで今回が2回目。両社は2011年5月に「徳山下松港・宇部港」が国交省の「国際バルク戦略港湾」に選定されたのを機に港湾利用企業7社で「山口県国際バルク戦略港湾連携協議会」を設立し、企業間連携による効率的な海外炭の物流体制について検討してきた。
出光興産・トクヤマ両社も、15年6月と12月にオーストラリア・ニューキャッスル港から共同輸送している。

■「山口県国際バルク戦略港湾連携協議会」加盟企業 :出光興産、宇部興産、周南バルクターミナル、JXエネルギー、中国電力、東ソー、トクヤマの7社。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1457673486.pdf