2016年03月16日 |
2月のPS国内出荷、5カ月連続のプラス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は16日、2月のポリスチレン(PS)及びスチレンモノマー(SM)の生産出荷実績を発表した。 PSの生産は6万620トン、前年同月比35%増で4カ月連続のプラスとなった。1月に続いて国内出荷と輸出の増加が各社の生産意欲を高めた。国内出荷は4万9330トン、同13%増で5カ月連続のプラスであり、包装用、フォームスチレン(FS)用、電機・工業用、雑貨・産業用の4用途全てでプラスとなった。輸出は2275トン、同88%増で4カ月連続のプラスとなった。この結果、出荷計は5万1605トン、同15%増で5カ月連続のプラスとなった。 一方、SMの生産は16万3391トン、同19%減で5カ月連続のマイナスとなった。昨年、日本オキシランのSM撤退に続き、2月から旭化成ケミカルズの1系列(年産32万㌧)が恒久停止となった影響が出た。国内出荷は11万4275トン、同17%増で7か月連続のプラス、輸出は4万7176トン、同52%減で10カ月連続のマイナスとなった。この結果、出荷計は16万1451トン、同18減で5カ月連続のマイナスとなった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1458108209.pdf |