2016年03月28日 | |
旭硝子、車載ディスプレイ用カバーガラス体制強化 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭硝子 |
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旭硝子(AGC)は28日、車載ディスプレイ用カバーガラスの需要が好調なため、子会社のAGCディスプレイグラス米沢(山形県米沢市、三谷孝社長=ADY社)で供給体制を拡充すると発表した。4月から稼動開始する。 AGCグループは、化学強化用特殊ガラスDragontrail(商品名)に化学強化処理、光学薄膜コーテーング、装飾印刷等の加工を施した車載ディスプレイ用カバーガラス事業を展開しており、ADY社は2013年から専用ラインを設けて生産を行ってきた。 “クリアで硬い光沢感”などの質感から需要は建築、インテリア分野を中心に順調に推移してきたが、最近は車載用ナビゲーションや運転情報表示パネルなどといった車載ディスプレイ用分野で伸びてきた。すでに30車種以上に採用が決まっている。このため生産ラインの拡充を決めた。よりデザイン性に優れた、三次元曲面形状の車載ディスプレイ用カバーガラスも量産化に向けた準備を進める。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1459137057.pdf |