2016年03月28日
京大、LIB凌ぐ革新型蓄電池 基礎技術構築
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:産業技術総合研究所、京都大学

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は28日、京都大学と産総研との共同研究グループが、リチウムイオン電池の性能限界を凌駕する、新しいコンセプトの電池(リザーバ型蓄電池)の開発により、従来不活性とされてきた電池系において充放電特性の向上等に成功し、500Wh/Kgを見通す革新型蓄電池の基礎技術構築に大きな前進をみたと発表した。今後、出力特性、安全性等も含めて車載用蓄電池として要求される性能をさらに高め、より早期の実用化につながることが期待される。

3月29日~31日に大阪で開催される電気化学会第83回大会で研究内容を発表する。