2016年03月30日
塩野義製薬、オピオイド系新薬 日米両国で承認申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:塩野義製薬

塩野義製薬は30日、米国子会社のシオノギ(本社・ニュージャージー州)とともに、オピオイド誘発性の便秘症(OIC)治療薬「ナルデメジン」の日本での製造販売承認申請と米国での新薬承認申請を行ったと発表した。

日本では「成人におけるオピオイド誘発性の便秘症」、米国では「成人非がん性慢性疼痛患者におけるオピオイド誘発性の便秘症」を適応症としている。

同薬は、同社創製の開発品で、自社グループ単独で初めてグローバルに開発を進めた末梢性μオピオイド受容体拮抗薬。国内販売中のオピオイド鎮痛薬とともに疼痛領域の取り組みに注力していく方針だ。