2016年03月31日
千代田化工、海底資源開発へサブシー会社設立
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

千代田化工建設は31日、Ezeraホールディングス(本社:シンガポール)と、海中・海底(サブシー)関連設備の設計・調達・建設・据付け(EPCI)業務を遂行する新会社「EMAS CHIYODA subsea」(ECS社)を設立したと発表した。

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http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/43489

ECS社は、Ezera社傘下でサブシー関連工事専用の特殊船舶を運用し、メキシコ湾、アフリカ、アジアなどでサブシー関連事業をグローバル展開するEMAS AMCを母体に設立。千代田化工建設はECS社の株式取得と第三者割当増資を引き受けた。

わが国政府は、領海内に豊富に埋蔵された資源を有効活用するための政策を進めている。今回のECS社の設立は、日本のエンジニアリング会社として初のサブシーへの参入となる。同社は日本独自のエネルギーセキュリティ確保に貢献できるよう挑戦するとしている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1459419299.pdf