2016年04月07日
理研の「ビッグデータ主導予防医療」JSTが採択
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:理化学研究所

理化学研究所は、科学技術振興機構(JST)の「イノベーションハブ構築支援事業」に応募し、「高精度の予測に基づく予防医療の実現に向けた疾患ビッグデータ主導型イノベーションハブ」が採択されたと発表した。

ヒト疾患に関連する膨大なデータが蓄積し、それらの解析が、発症予測、予防、治療法選択などの医療戦略に貢献することが期待されている。ここでは、医療ビッグデータ活用による予防医療実現に向けて、免疫・アレルギー疾患をモデルとして、計算科学分野を中核に、異分野の研究を融合させた新たな研究分野創成を目指す。
また、国内外の機関と連携する統合型プラットフォームをイノベーションハブとして構築し、予防医療のための人工知能システムの開発を行い、個別化医療等へのフィードバックを目指す。