2016年04月11日
富士フィルム、診療情報の一元管理システム開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フィルムは11日、病院内の各診療科のシステムや異なるメーカーのPACSに保管されている診断画像、各種動画などの多様な診断情報を一元的に管理・保管できる、統合アーカイブシステム「SYNAPSE VNA」(シナプス ブイエヌエー)を開発、4月15日から富士フィルムメディカルを通じて発売すると発表した。

病院ではCTやMRIなどで撮影した診断画像、内視鏡検査や手術時に撮影した動画など、多様な診断情報が診療科ごとに異なったシステムで別々に管理されている。「SYNAPSE VNA」は、これらの全ての情報を院内の専門ビューワークを通して、どの診療科からでも参照することができる。複数施設の診療情報を一元的に管理し、共通のルールで運用することも可能で、地域医療の連携に活用できる。

4月15日~17日、パシフィコ横浜で開催される「2016国際医用画像総合展(ITEM2016)に出展する。