2000年09月19日 |
BASF、メタノール燃料電池自動車の導入で業務提携を締結 |
BP、ダイムラークライスラーなどと共同調査・研究を開始 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは19日、独・BASFが英・BPインターナショナル、独・ダイムラー・クライスラー、カナダ・メタネックス、ノルウェー・スタトオイルおよび独・エクセルシスの各社とメタノール燃料電池自動車の実用化と市場導入の促進に向けた業務提携を結んだ、と発表した。 提携の目的は、メタノール燃料電池自動車の市場導入および使用に伴う健康面や安全面、環境への影響、インフラ整備などの諸問題を分析調査した上で共同体制を構築する。また、各社では調査から得られた結果を、近い将来世界的に実際に応用していくことを期待する。 この提携により、メタノールに関する各社のノウハウを集結、メタノールの製造・流通はBPインターナショナル、メタネックス、スタトオイルが、燃料の販売についてはBPインターナショナルとスタトオイルが寄与する。また、触媒技術はBASFが、メタノール生産プロセスや取り扱いに関しての幅広い知識を有しており、燃料電池にメタノールを使用するための革新的な触媒技術を提供する。ダイムラークライスラーとエクセルシスは、燃料電池自動車の開発において専門知識を提供する。 |