2016年04月22日 | |
クラレ米国子会社、ポバール新工場竣工 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クラレ |
|
クラレは22日、米国現地法人クラレアメリカ(本社:テキサス州)のポバール樹脂新プラントが完成し、21日(米国時間)関係者約120人が出席して竣工式を行ったと発表した。 テキサス州ベイポートの工場に第1期年産4万トン工場が完成した。設備投資額は約300百万ドル。原料ビニルアセテートモノマー(VAM)から一貫生産する。シェールガスなど安価な原燃料が得られる強みを持つ。 クラレアメリカは現在、米国ラボルテ(テキサス州)にデュポンから買収した年産6万3000トンのポバール工場を稼働しており、新工場の完成で 生産能力は10万3,000トン/年となった。 ビニルアセテート系事業はクラレグループのコア事業の1つで、これまでも積極的に海外展開してきた。 現在、岡山事業所に9万6,000トン、新潟事業所に2万8,000トンのほか、シンガポール(クラレアジアパシフィック)に4万トン、ドイツ・フランクフルト(クラレヨーロッパ)に9万4,000トンの各工場を持ち、世界4極合わせて生産能力は36万1,000トンとなる。今後も市場の成長に応じて生産最適化を図っていく方針だ。 ニュースリリース参照 http://www.kuraray.co.jp/release/topics/2016/160422.html |