2016年04月27日
東レなど3社、燃料電池車向け炭素繊維タンク検証
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東レ、三井物産

東レ、三井物産、米国ヘキサゴンリンカーン(本社:ネブラスカ州)の3社は27日、日本で車載用炭素繊維強化高圧水素タンク製造・販売事業を行う合弁会社設立をt検討するため共同開発契約書を25日に締結したと発表した。

同計画は、樹脂ライナー製炭素繊維強化圧力タンクの大手メーカー、ヘキサゴンリンカーン社の高圧水素タンク製造技術と東レ、三井物産の原料供給、販売力を組み合わせ、燃料電池自動車向け高圧水素タンクの事業化を図ろうというもので、2020年の実現を目指す。

ヘキサゴンリンカーン社は、天然ガスの車載向けや輸送・貯蔵向けコンポジットタンクの豊富な実績を有し、水素燃料自動車向けタンクの開発を急いでいる。