2016年05月12日 |
トクヤマ・3月期、多結晶シリコン負担重く |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:トクヤマ |
トクヤマが12日発表した16年3月期連結決算は増収益で、営業利益は前期比18%増益の230億円となったが、連結子会社トクヤママレーシアの投資負担が重く、1238億7500万円の減損損失を計上したため最終損益は1005億円の赤字となった。損失は前期から352億円拡大した。マレーシア社は14年10月に太陽電池向け大型多結晶シリコンプラントが営業運転に入ったが、世界的な供給過剰と販売価格の大幅下落により業績は当初想定を大きく下回った。 【トクヤマ・16年3月期(連結)業績】単位:百万円 ( )前期比% ◇売上高 307,115(1.7) ◇営業利益 23,071(18.1) ◇経常利益 17,725(37.2) ◇当期純利益 △100,563(ー) ◇1株当たり純利益 △289.10円(△187.85円) <2017年3月期通期(連結)予想>単位:百万円 ( )前期比% ◇売上高 302,000(△1.7) ◇営業利益 32,000(38.7) ◇経常利益 27,000(52.3) ◇当期純利益 17,000(ー) ◇1株当たり純利益 48.87円 |