2016年05月13日 |
本州化学・減収益 市場環境の悪化響く |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:本州化学 |
本州化学工業が13日発表した16年3月期連結決算は、新興国経済の減速や製品市況悪化の影響を受け減収減益となった。クレゾール誘導品の主力製品である飼料添加剤トリメチルフェノールの売上高が競争激化による販売価格の低下や輸出市場の低迷により落ち込んだ。ビスフェノールは液晶ポリマー向けは伸び悩んだものの医療分野向けの販売が伸長し売上高で前期を上回った。 【本州化学工業・16年3月期(連結)業績】単位:百万円 ( )前期比% ◇売上高 18,420 (△10.0) ◇営業利益 1,989 (△36.6) ◇経常利益 1,910(△38.6) ◇当期純利益 751(△53.3) ◇1株当たり純利益 65.44円(140.15円) <2017年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 20,300(10.2) ◇営業利益 2,700(35.7) ◇経常利益 2,600(36.1) ◇当期純利益 1,350(79.7) ◇1株当たり純利益 117.63円 |